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Splatoon(スプラトゥーン)徹底レビュー 前編

■はじめに

 

ゲーミングハードウェアの情報を主に扱っている本ページで、久しぶりにゲームのレビューを行いたいと思う。タイトルはWiiU用ゲームソフトとして発売される「Splatoon」(スプラトゥーン)である。


なぜ今回スプラトゥーンのレビューを書くに至ったのか…。

 

ゲームを長年やっていると新作ゲームの映像を見たり、プレイした瞬間に普通のゲームとはあきらかに違う独特の感覚を覚える瞬間がある。その独特の感覚は言葉や文章では非常に表現しづらいのだが、「ワクワク」や「ドキドキ」「ハチャメチャ」が同時に押し寄せてくるようないい意味でカオスな感覚であり、これはどれだけの大作、期待作であっても中々に味わえる感覚ではない。

自分にとって前回その感覚が訪れたのが約5年半前に発売されたPS3の「MASSIVE ACTION GAME」(MAG)をプレイした瞬間であった。実際にMAGをプレイした際も興奮が治まらず、ゲームの楽しさを少しでも沢山の人に伝えたいという思いからレビューを書きなぐったのを今でも鮮明に覚えている。


2014年のE3で初公開されたスプラトゥーンはそれまで事前情報が一切なく、サプライズ的に発表された作品であった。そして本作の映像を見た瞬間、久方ぶりに訪れたあの感覚と共に無意識に呟いていた。


「あ…。これ絶対おもしろいやつだ…。」


ゲームの映像を見ただけでこれほどのワクワク感に襲われたのはいつ以来だろう。
期待の別ゲームの情報を得るために番組を視聴していた筆者であったが、突然に映しだされたスプラトゥーンの映像を呆然と眺めながら頭の中は「Splatoon」のインクで塗り潰されていってしまった。


そして来る5月9日〜10日に完成披露試射会という名目でSplatoonのデモ体験会が行われた。
筆者も3回に分けて行われた試射会に全て参加し、初めて映像を見た時に感じた感覚が間違いではなかったことを確信した。


プレイした率直な印象は「とにかく楽しい!」である。
小学生並の感想と思われるかもしれないが、明確に表せる言葉はこれしかない。

なにかに例えるとするなら子供の頃の休み時間や放課後、友達みんなで校庭に集まってドッジボールや鬼ごっこをしたときのような、童心に返って純粋な気持ちでゲームを楽しんでいるような感覚に近かった。

 

 

 

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■Splatoon(スプラトゥーン)
■発売日 :2015年5月28日(木)
■価格:5,700円(税抜)

■Splatoonってどんなゲーム?

 

具体的にSplatoonのゲーム性について語っていきたい。ジャンルとしてはTPS(サードパーソン・シューティング)に分類される。自分のキャラクターを後ろから見るような視点で操作するゲームである。


ゲームにはシングルプレイモードなども用意されているが、メインとなる「ナワバリバトル」は4人vs4人のチーム戦で行われる形となる。こういったチーム戦でよくある勝利条件としては、より多くの相手を倒したり特定の陣地を占拠した時間を競うモードが主流であるが、Splatoonのゲーム性はかなりユニークである。


まず武器から発射されるのは銃弾ではなくインクの弾である。このインクの弾がフィールドの床や壁などに着弾することで自チーム色のインクが塗られる。そしてゲーム終了時に、相手チームより多くの床面積をインクで塗ったチームの勝利となる。

インクの弾で敵プレイヤーを倒すこともできるが、それによって大きな得点が入るわけではなく倒されたプレイヤーは相手の色のインクをその場にぶちまけて自陣に戻されるだけである。

つまり敵を倒すことばかりに気を向けていると、インクを塗ることがおろそかになりチームが負けてしまうのである。 敵を適度に倒して邪魔をしつつも、効率的にフィールドにインクを塗っていくことが勝利の秘訣となるだろう。

次にMAPの移動についても非常にユニークなシステムが用いられている。
プレイヤーは初期状態では「人」状態であるが、変身ボタンを押すことで「イカ」に変身することができる。

イカモードになると地面に潜ることが可能となり、自チーム色で塗られたインクに潜ることで人間モードよりも高速に移動することができたりジャンプ力が上がる。またインクを塗ることができる壁も用意されているので壁にインクを塗布し、人間モードでは移動不可能な垂直な壁をイカモードで登って高いところから敵を狙撃するというようなテクニカルなプレイも可能となっている。人モードとイカモードを使いこなすことも上級プレイヤーになるために必須なテクニックと言えるだろう。


 

 

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人からイカに変身することでインクに潜って高速で移送することができる。なくなったインクの補充にも潜る事が必要となるので非常に重要だ。

■初心者から上級者まで楽しめるゲーム性

 

スプラトゥーンにはインクを塗るために色々な武器が用意されていて、大きくワケて3つのジャンルに別れている。


・塗りや攻撃のバランスが良いシューター系
・塗れる範囲は狭いが攻撃力の高いチャージャー系
・塗りに特化したローラー系


元々シューター系のゲームをやっていた人はチャージャーを使えばその力を存分に発揮し相手を倒しまくってチームに貢献できるであろうし、敵を狙うのが苦手な人や裏方的なプレイが好きな人はローラーを使ってフィールドを塗りまくることでチームプレイに貢献できる。


初心者から上級者までその人にあった様々なプレイングで、チームの勝利に向かっていけるので誰かが1人でがんばった!とか誰かが足を引っ張ったという感覚があまりなく、みんなで頑張ったという共闘感から試合に勝った時の嬉しさもヒトシオである。


また、こういったシューター系のゲームをやるとガチガチの殺し合いになり、心の底からゲームを楽しんでいるという感覚はだんだん薄れていくものだが、スプラトゥーンはゲーム性とコミカルなビジュアルも相まって殺伐とした感が全くない。


前述のとおり武器から発射されるのは銃弾ではなくインクなので、相手にやられた際に殺されたという感覚ではなく、インクで塗られたという印象となるので、悔しさや怒りのバロメーターが上がりにくいというのもスプラトゥーンを純粋に楽しんでプレイできる大きな要因となっているだろう。

初心者プレイヤーにもやさしいスプラトゥーンであるが、真のガチプレイヤーにも楽しめる「ガチマッチ」というモードが用意されている。「ガチマッチ」は特定のレベルに到達しないと参加することができない上級者向けモードでいくつかのルールが用意されているようだが、現在判明しているルールはMAP中央に設置された「ガチエリア」を占拠した時間を競い合うというFPSでいうドミネーションに近いルールである。
このルールにより「塗る」ことよりも相手を倒したりMAPを支配するという戦略がより重要になってくるため、ガチマッチで活躍するために腕を磨いたり、フレンドでチームを組んで作戦を練ったりとシューター系ゲームの熟練者達でも楽しめるのではないだろうか。

 

 

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塗りにも攻撃にもバランスよく使える「スプラシューター」連写性能は高いが弾が散らばって飛ぶので近距離でないと敵を狙いにくい。

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塗ることに特化した「スプラローラー」ボタンを押し続けることでインクを塗り続けることができるが離れた場所からの攻撃に弱い。


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