Nitendo Switchのプロコントローラーは一度使うと元には戻れないほど使いやすいですよね。
でも、プロコンは本体とは別売りでしかも結構高いのが難点です。更に悪いことにコントローラーは使えば使うほどへたってくるので、2年もしないうちに不具合が発生する完全な消耗品なのです。
Switchに限らず、PS4/5、Xboxなども別売りのコントローラーは結構高いです。
プロコントローラーがうまく動かなくなった時にNintendoに修理を依頼しても、修理費用がそれなりにかかりますから、修理を有償で行うより新品を買う方がよかったという感じになります。
この記事では、Switchのプロコントローラーの左レバーが固定されて中心に戻らない現象が発生したときの解消方法についてお伝えします。
プロコンの左レバーが中心に戻らず固定されてしまう現象
我が家のプロコントローラーは2年ぐらい毎日使っていたのですが、どのゲームでも使う左レバーの動きが怪しくなり始めました。
左レバーを右に向けると、そのまま固定されて中心に戻らないのです。左に向けた時も程度の差はありますが、固定されやすくなってしまいました。
まずは、プロコントローラーを分解してみる
ネットで検索すると、分解して掃除すれば治る的な内容の記事が多かったので、とりあえず分解してみました。
基盤にアクセスできるまでの分解は難しくありません。
プラスドライバーがあれば特に難しいことはありませんでした。
汚れを掃除してみる
左レバーの部分を確認してみましたが、それほど汚れはありませんでした。
一通り掃除して、元に戻してみます。
全く状況は変わりませんでした。
レバーの左右のキャップを入れ替えてみる
左レバーと右レバーについているキャップを入れ替えてみました。
キャップの個体差の影響があるのかの確認です。
状況に変化なしです。
この結果から、キャップの問題ではなく、左レバーのスイッチ部分か筐体の左側に問題があると確定しました。
左レバーが透明のカバーに擦れている感じがする
左レバーをグリグリ動かしてみると、少し摩擦を感じました。
このことから、左レバーがカバーと擦れて戻りにくくなっている可能性がありました。
実際に、プロコントローラーを分解してカバーをねじ止めをしていない状態では、引っかかりもなく正常に動きました。
左レバーのスイッチのばねが弱くなっているのは確か
色々調べてみた結果、左レバーのスイッチのばねが弱くなり、中心に戻る力が当初よりも弱くなっている可能性が高くなりました。
ねじ止めしない状態では左レバーは正常に動くのですが、やはり中心に戻る力は弱いのです。
中心に戻る力が弱くなっているので、コントローラーをねじ止めして上から押さえつけると、わずかな摩擦でも中心に戻れなくなるようでした。
最終的に解決した方法
プロコントローラーを分解して、元に戻す過程で、ねじ止めをする前に、コントローラーが固定されないことを確認してからねじ止めをしていきます。
コントローラーが正常に動く状態をキープして組み立てていけばいいわけです。
ねじを締めすぎるとコントローラーが固定される場合は、コントローラーが固定されない限界までねじを締めて、コントローラーに摩擦がかからないようにします。
完全に治るわけではありませんが、ねじを外してコントローラーの固定が解消するのであれば、今回の原因と同じ方法で対処できます。
- 左レバーのスイッチの劣化により中心に戻る力が弱くなっている
- コントローラーのカバーとコントローラーのわずかな摩擦が影響している
その後、すぐに左レバーが戻らなくなり、症状は更に悪化
しばらく普通に使っていたら、レバーが戻りにくくなる現象が復活し、更にレバーがゴツゴツしてスムーズに回らなくなりました。
なんでだろうともう一度分解してみると、プラスティックのパーツが外れていることがわかりました。
レバーのスイッチの右側にグレーのプラスティックのプレートがあり、そのプレートがレバーを中心に戻すときに重要な役割を持っているようでした。
そのプレートを再度はめるとレバーの戻りにくさは解消しました。
ですが、その後しばらく使っているとそのプレートがまたズレてしまったのかレバーが戻りにくくなってしまいました。
プレスティックのプレートを瞬間接着剤でくっつければいい、という動画を見たことがありましたが、プレートが外れないようにできればプロコントローラーは正常に戻りそうです。
まとめ
Nintendo Switchのプロコンは高い割に不具合が発生しやすい商品です。
プロコンは簡単に分解できるように作られていますから、自分で分解してみると不具合の原因がわかって、自分で修理できそうかどうか、わかると思います。
スティックが固定されてしまう不具合現象の原因は、大きく2つあります。
- スティックのアナログスイッチの内部が壊れている
- ステリックのアナログスイッチの外側のプラスティックが外れている
アナログスイッチの内部が壊れている場合は、アナログスイッチを交換するしかありません。
ですが、外側のプラスティックが欠けて外れてしまっている場合は接着剤で直せます。
プロコンが壊れるのは使用頻度が多いからなので、パチモンのコントローラーと併用することでプロコンの寿命も延びると思います。
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